行政視察2日目

今日は石垣市役所にて教育長より八重山地区教科書採択に関して説明を受けました。石垣市教育委員会の委員長が教科書採択協議会の会長として今回の採択に関して取りまとめられたことで、更に細かな経緯や文部科学省とのやりとりなどもお聞きしました。地域としての考え方や、教育委員会としての考え方に相違があり、統一の採択とならなかったものですが、この先も採択に関しての議論は継続すると思いますので、子ども達の為に宜しくお願いします。我々も歴史認識や領土問題などしっかりと勉強し、教科書採択への意識を高く持ちたいと思います。
午後には、沖縄本島に移動し与那原町にて行っている、母子家庭生活支援モデル事業「マザースクエアゆいはぁと」に関して視察させて頂きました。民主党政権下にて行なった一括交付金にて沖縄県として取り組みを始めたものです。今までは自治体に交付されるものは、使途が決められたいわゆるひも付き交付金でしたので、各自治体で独自の取り組みは出来なかったものです。政権が変わり、またひも付き交付金に戻しそうな状況ですので、この事業も新たに財源確保が必要になるかも知れません。
沖縄県は母子家庭の出現率や離婚率が全国一位の状況で、更に県民所得は全国一低い実態ですので、母子家庭の生活支援はとても重要で、特に自立に向けた支援や子どもの学業支援は重要です。この事業では、生活の場・住まい代(子どもの数により間取りなどめ変わる)が無料となり、キッズルームや元教育関係者による塾形式での教育支援が受けられます。今後、この事業の成果も出てくると思いますが、1家庭でも多くの方が自立し、子ども達が元気に生活し、しっかりと勉強出来る事を期待します。

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