名護市第6次あけみお福祉プラン

昨日は、沖縄県名護市にお伺いしました。那覇市より高速バスに乗車し約1時間半のバス移動でした。沖縄県では鉄道計画もようやく調査段階に入ったとのことで、将来的には沖縄県内の移動も電車利用で中部・北部が身近となり、活性化も期待できるのではないでしょうか。また、名護市は美ら海水族館方面に向かう方が通過する町で、如何に名護市に立ち寄って頂くか、観光関係の課題も大きく、町の活性化に取り組んでいるとのことです。

今回は孤立を防ぐ地域づくりに関して、名護市の第6次あけみお福祉プランの説明を受け、高齢者化社会への対応について質疑させて頂きました。6万人の市民に対し、65歳以上の高齢者が1万人を超え高齢化率は16.89%とのことです。「健康・長寿のまち再生」を施策の一つに掲げ、高齢者が尊厳をもって、住み慣れた地域でいきいきと安心して暮らせる名護市をつくることを目的に、第6次あけみお福祉プランが策定され、地域として高齢者を支えていくための、地域包括ケア・地域支援ネットワーク体制の構築に向けて、関係機関との連携を強化しながら進めていく内容です。中でも、地域支援ネットワーク会議は、横浜市でも課題の高齢者の単身及び夫婦のみの世帯の増加への対応として、地域の相互扶助の弱体化等、高齢者を取り巻く環境の変化に伴い、保健・医療・福祉包括ケアシステムの構築を図ることが急務であることから、より多くの関係団体が参加して行われる会議です。保健・医療・福祉関係に加え、民生委員、児童委員、区長会、警察、消防なども加わって、高齢者の安心社会実現に向けて会議を行っているとのことです。とても良い取り組みで、横浜市でも参考にさせて頂きたいと思います。また、名護市の要介護者トータルサポートシステム構築に向けて準備しており、タブレット端末を使用して、災害時支援、活動時見守り、就寝時見守りの365日24時間の安心生活支援体制を進めているとのことです。これは就寝時の心拍数などの計測で状態管理なども含めて見守るものです。ITを活用した先進的な取り組みだと思います。色々と支援活動について質疑もさせて頂きました。お忙しいところ対応頂きありがとうございました。


名護市には、辺野古という町があります。話題のオスプレイ飛行場建設が検討されている場所で、現地の様子も視させて頂きました。



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